シミを予防するには、紫外線対策がいちばん大切!
「美白化粧品で予防する」ことも大切ですが、シミのいちばんの原因は、紫外線ダメージです。
「外出時は日焼け止めをしっかり塗って、シミを防ぎましょう」ということは、もはや耳にタコができるくらい、あちこちで言われていることですよね。
「でも、シミはそうだけど、そばかすはどうなの?」
「紫外線対策=日焼け止めを塗ることは、そばかす肌に意味あるの?」
「日焼け止めで、そばかすは予防できるの?」
そばかす女子にとっては、すごく気になる疑問かと思います。
そばかすの原因から、考えてみましょう。
そばかす(雀卵斑)ができる原因は?
そばかすは、正式名称を「雀卵斑(じゃくらんはん)」といいます。
まずは、そばかす(雀卵斑)ができる原因について見てみましょう。
そばかすの原因① 紫外線
紫外線に当たることによって肌ダメージを受け、メラノサイトが刺激され、そばかすができます。
そばかすの原因② ストレス
ストレスによっても、メラノサイトは活性化しやすく、ストレスを感じやすい人はそばかすになりやすいといわれています。
そばかすの原因③ 刺激物の多い食生活
カフェインなどの刺激物の多い食生活を続けていると、メラニンが過剰に生成され、そばかすの原因となってしまいます。
そばかすの原因④ ホルモンバランスの乱れ
妊娠や出産、加齢によってホルモンバランスが乱れると、黄体ホルモンによってメラノサイトが刺激され、そばかすが増える原因になります。
そばかすの原因⑤ 遺伝的なもの
そばかすの原因には、遺伝による先天的なものもあります。
メラニンを作る「メラノコルチン1受容体」という蛋白の量が、遺伝のタイプによって決まっているので、「メラノコルチン1受容体」が多い人は、先天的に、そばかすができやすいのが特徴です。
幼少期に発症して、大人になると消える人もいますが、大人になっても消えなかったり、逆に増えるケースもあります。
以上の大きく5つが、「そばかすができる原因」です。
これらはほとんどが、「シミ」ができる原因と同じですが、実はひとつだけ「そばかすだけに特徴的な原因」があります。
それは、⑤の「遺伝による先天的なもの」。
シミは、ほとんどが後天的にできるのに対して、そばかすは「遺伝によるもの」も多いんですね。白人にそばかすが多いのも、遺伝的要素が大きいと言われています。
遺伝が原因のそばかすは、日焼け止めを塗っても防ぐことはできないの?
遺伝が原因のそばかすの場合は、日焼け対策を完璧に行ったとしても、100%は予防できないこともあります。
ただ、遺伝が原因のそばかすであっても、日焼け対策をしないと、もともとメラニンが生成されやすい体質なため、さらに悪化してしまう可能性が高いです。
そばかすを今以上に増やしてしまわないためにも、日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘を利用して、紫外線対策は怠らないようにしましょう。
そばかす肌には、どんな日焼け止めがおすすめ?
そばかすのある方の肌は、色白で、皮膚が薄い方が多いので、どちらかというと敏感肌の方が多いようです。
敏感肌の方は、少しの刺激でも炎症を起こしやすく、その炎症によってもそばかすやシミになってしまうので、日焼け止めは極力刺激のないものを選びましょう。
紫外線吸収剤を含むものは、刺激が強いので、避けた方がよいです。
さらに、落とすときに強力なクレンジングが必要なものも、できれば避けたいものです。
もちろん、レジャーなどで、炎天下に長時間いる、といったときはこの限りではないですが、普段使いの日焼け止めは、「紫外線吸収剤を含まず、落とすのが簡単なもの」を選ぶと、肌の炎症を防いで、そばかすの悪化を防ぐことが出来ます。
肌にやさしく、そばかすの悪化や予防に効果的な日焼け止めを3つ、ご紹介したいと思います。
そばかす肌におすすめの日焼け止め①NOV/UVミルク
お湯でも落とすことができるので、オフが簡単。
クレンジング不要なので、洗いすぎの炎症によって新たなそばかすができるのを防ぐことが出来ます。
「SPF32、PA+++」で、普段使いには十分な日焼け止めです。
そばかす肌におすすめの日焼け止め②ポーラ/ホワイティシモ UVブロックミルキーフルイド
日焼け止め特有のきしみ感や乾燥がほとんどない、みずみずしい着け心地が特徴。
のびもよく、肌負担が少ないので、お子様にも使用できます。
石けんでオフできます。
そばかす肌におすすめの日焼け止め③トゥヴェールミネラルサンスクリーン
パウダータイプの日焼け止め。
紫外線吸収剤不使用で、SPF50・PA+++の心強いパウダー。
大きすぎないので、持ち運びにも便利で、化粧直し時にも活躍します。
遺伝的なそばかすも、レーザー治療では消すことができる。
遺伝的なそばかすは、特に、「できてしまうのを防ぐ」ということは難しいです。
しかし、できてしまった「遺伝的なそばかす」も、その他の「後天的なそばかすやシミ」と同じように、レーザー治療では消すことが可能です。
遺伝的なそばかすの場合は、幼少期や思春期などのころからの付き合いで、半ば「あるのが当たり前」とあきらめかけてしまっている方も多いように思います。
実際私も、親も兄弟もそばかすだらけの「そばかす遺伝家系」ですが、レーザー治療に通うようになって、しっかり効果を実感しています。
(※私のレーザーによる「そばかす治療体験記」も、別記事で書いていますのでよろしければ。)
化粧品などで、そばかすを消すことはなかなか難しいですが(私は無理でした)、レーザー治療では、驚くほど、効果が目に見えてあらわれます。
今では価格的にもかなり安くレーザー治療を受けることが可能になっていますし、そばかすに悩む方は、「医療で、きれいになる」という選択肢も、ひとつあってもいいかもしれませんね。
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