美肌効果の高さで人気施術、「フォトシルクプラス」。
具体的には、どんな効果があるのでしょうか。
シミ以外に、そばかすや赤ら顔、ニキビ跡、ほくろに効果があるのでしょうか。
順に、みていきたいと思います。
フォトシルクプラスって、どんな光治療?
「フォトシルクプラス」はイタリアDEKA社の最新式美白治療器で行う施術です。
「フォトフェイシャル」と同じく光治療ですが、の最大の違いは、UPLという光エネルギーを照射しているというところ。
UPLは従来のIPLよりメラニン粒子の分解作用に優れているのが特徴で、「フォトフェイシャル」では反応しにくかった肌トラブルで、メラニンが原因のものにも効果があります。
「フォトフェイシャルの進化版」とも言われているのがフォトシルクプラスです。
フォトシルクプラスは、そばかすに効果があるの?
そばかすには遺伝的要素の強い先天的なものと、紫外線を多く浴びてできてしまった後天的なものがあります。
先天的なものは防ぐことが難しい場合もありますが、どちらの場合も、そばかすの色素班は、皮膚に存在している「メラノサイト」が元になって形成されます。
フォトシルクプラスは、複数の波長を照射する施術で、メラノサイトでできてしまったメラニン粒子の分解作用に優れているため、そばかすの治療にも効果を発揮します。
フォトシルクプラスは、赤ら顔に効果があるの?
赤ら顔とは、顔の皮膚にある毛細血管が拡張して、顔にほてったような赤みが出る症状です。
フォトシルクプラスのUPLは複数の波長を照射するため、メラニン意外にも毛細血管にもダメージを与えることが可能です。
そのため、シミ・そばかすだけでなく、「赤ら顔」などの毛細血管が原因で起こる肌トラブルにも効果が期待できます。
フォトシルクプラスは、ニキビ跡に効果がある?
ニキビ跡は、大きく以下の3種類に分けることができます。
①クレーター(炎症が皮膚の真皮まで到達して、表面がでこぼこになってしまったもの)
②色素沈着(ニキビの炎症がメラノサイトを刺激したことで、赤みの消えた後に茶色く色素が沈着したもの。シミの一種)
③赤み(毛穴が炎症を起こしたもの)
このうち、フォトシルクプラスで効果が実感できるのは②と③のニキビ跡。
①のクレーター状になってしまったニキビ跡は、主に「シミ・そばかす治療」が目的であるフォトシルクプラスはあまり向きません。
ニキビ跡のクレーターに効果的なのは、「フラクショナルCO2レーザー」という光治療がおすすめです。
それに対して、フォトシルクプラスは、メラニン粒子の分解作用や、ニキビの赤みの吸収分解作用に優れているので、②や③のニキビ跡には効果を発揮します。
また、アクネ菌の殺菌効果もあるのがフォトシルクプラスの特徴。
今、できてしまっているニキビ治療にも効果的です。
ご自分のニキビ跡がどれにあたるのか?どの治療がベストなのか?
ということは、なかなか自分で判断するのは難しいかと思います。
施術前に、信頼できる医師に事前にしっかりと相談してから治療に臨むようにしましょう。
フォトシルクプラスは、ほくろに効果があるの?
ほくろは、メラニン色素を含む細胞が集まってできたものです。
そのため、メラニンの分解作用の高いフォトシルクプラスの施術を受ければ、薄く小さなほくろなら少しづつ気にならない程度にはなるでしょう。
ただ、濃く存在感のあるものや盛り上がりのあるようなほくろは、フォトシルクプラスで消すことは不可能です。
こういったほくろは、美容クリニックで除去手術を受けるのが最も効果的です。
クリニックでは、ほくろの大きさ等によって「切除手術」か「レーザー治療」になる場合が多いでしょう。
クリニックによっては、無料でカウンセリングが受けられるところもあるので、気になるほくろについては、一度クリニックで相談してみるのが良いかと思います。
まとめ
以上、フォトシルクプラスが「どんな肌悩みに効果があるか」について見てきましたが、従来のフォトフェイシャルなどの光治療と比べて、多くの肌悩みに対してしっかりと効果が実感できるのがフォトシルクプラスの特徴です。
初回は割引価格で受けられるクリニックもありますのでシミやそばかす、ニキビ跡や赤ら顔などでお悩みの方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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