レーザートーニングって毛穴の開きや黒ずみに効果あるの?
主に肝斑やシミ治療を目的とする「レーザートーニング」。
毛穴の開きや黒ずみにも効果があるというのは本当でしょうか。
そもそもの目的が、「肝斑やシミ」といった「色味」を攻略していくためなのに、「毛穴」に効果がある?どうして??って思いますよね。
レーザートーニングを受けると、皮膚の深部(真皮層)にまでレーザー光線が届きます。
真皮層に熱が届くと、コラーゲン線維や、それを産生する線維芽細胞へ影響を与えることができ、肌のコラーゲンの生成が促されます。
毛穴の開きは、加齢によるたるみや水分不足により乾燥し、肌が弾力を失ったことが原因です。
そのため、レーザー光線によりコラーゲンの生成が促され、肌にハリが出ることによって毛穴の開きが改善します。
また、毛穴の黒ずみは、汚れや角栓のつまりが酸化し、過剰分泌したメラニン色素が原因です。
レーザートーニングは穏やかなパワーで肌に余計な刺激を与えることなく「メラニンの排出を促す」施術であるので、毛穴の黒ずみにも効果が期待できる治療と言えます。
毛穴の開きや黒ずみだけでなく、くすみやリフトアップなど様々な効果を実感できるのが、レーザートーニングの魅力です。
レーザートーニングのあとに、ニキビができることってあるの?
レーザートーニングの施術後に、まれに「ニキビ」ができることもありますが、これは一過性のものがほとんどです。
レーザーの刺激や乾燥によって一時的に皮脂分泌が増えたり、アクネ菌が活発化したりすることが原因です。
小さいものがほとんどなので、2週間くらいで落ち着いてくることが多いですが、心配な場合は皮膚科医に相談しましょう。
毛穴の開きや黒ずみには、レーザートーニングの他にどんな施術が効果的?
レーザートーニングも、もちろん毛穴の開きや黒ずみに効果的ですが、同じく毛穴にアプローチすることができる施術としては「ケミカルピーリング」もおすすめ。
「ピーリング」というと、皮膚への刺激が強いイメージがあり、敬遠しがちですよね。
確かに以前のピーリングは「サリチル酸」によるピーリングが主なもので、肌への刺激を強く感じるものでしたが、現在のピーリングの多くは「サリチル酸マクロゴール」によるもの。
サリチル酸マクロゴールは、「サリチル酸」を「マクロゴール」という基材で溶解することにより、皮膚深部への酸の浸透と中毒の危険性を防ぐことができるピーリング剤です。
酸が表皮の角質層だけに反応し、それ以外の細胞を傷つけないので、安全性が高いのが特徴です。
施術後に、皮膚が赤くなったり、皮が剥けるといった肌のトラブルがほとんどありません。
本来、健康な肌は約28日周期で生まれ変わりますが、年齢とともにこの周期が乱れ、肌表面に残った古い角質が溜まり、くすみ・毛穴の開きや黒ずみなどの様々な肌トラブルの原因となってしまいます。
ケミカルピーリングを行い、肌のターンオーバーを活性化させることにより、古い角質が取り除かれ、毛穴の開きや黒ずみに効果が期待できます。
また、イオン導入やエレクトロポーションなどで、毛穴の開きや黒ずみに効果的な美容液を肌にしっかり与えるのも効果的。
おすすめは、「ビタミンC」や「グリシルグリシン」。
「ビタミンC」はメラニンの発生を抑制し、毛穴のつまりを改善し黒ずみを解消します。
毛穴だけでなく、シミやくすみ、ニキビにも効果的。
また、「グリシルグリシン」は、たるみ毛穴を引き締め、毛穴の開きを小さくする成分。
毛穴は、皮脂に含まれる「不飽和脂肪酸」によって炎症を起こすと大きく広がってしまいますが、「グリシルグリシン」にはその炎症を抑え、毛穴の開きを小さくする効果があります。
イオン導入やエレクトロポーションは、レーザートーニングとの同時施術も可能なので、両方を受けることで相乗効果も期待できます。
毛穴の開きや黒ずみのない、むき卵のような「つるんとした」お肌を目指したいですね。
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