シミ取りレーザー後は日焼け止め必須!どんな日焼け止めを選ぶべき?
シミ取りレーザー治療は、シミを消して「肌きれいにするための治療」です。
最終的な目的は、「シミのない美肌」のためなんですが、レーザーを受けた後の直後の肌は、光によってダメージを受け、一時的に炎症を起こした状態になっています。
普段は敏感肌でない方も、レーザー治療後はバリア機能が低下して、敏感肌になっていることがほとんど。
そのため、できる限り肌ダメージを与えないように注意が必要です。
紫外線は、肌にダメージを与える最大の存在。
ほとんどの肌トラブルは、そもそも「紫外線が原因」といわれているほど、紫外線は肌にとって「最大の敵」です。
レーザーによって敏感になっている肌に紫外線が当たると、乾燥や肌荒れの原因になったり、シミがさらに濃くなってしまうことも。
「せっかくシミ消しのために当てたレーザーなのに、逆にシミが濃くなってしまった!」
なんてことは、絶対避けたいものです。
レーザー治療後の肌には、できるだけ紫外線を当てないようにしましょう。
まず、(いないとは思いますが・・)レーザー治療後に日差しがガンガン照り付けるようなところに、レジャーに行く。なんてことは避けましょう。
もってのほかです。
また、日差しの強い季節にレーザー治療を受けるときも、できれば不要な外出は避けたいものです。
とはいえ、一日中家に閉じこもっているなんてことは、不可能ですよね。
仕事など、どうしても必要な外出の際には、必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。
レーザー治療後に塗る日焼け止めを選ぶときに気をつけたいことは、
●落とすのがなるべく簡単なもの。
の2点です。
レーザー治療後の日焼け止めの選び方①紫外線吸収剤が配合されていないこと。
紫外線吸収剤は、紫外線を吸収するときに、肌にピリピリとした刺激を感じたり、湿疹を引き起こす可能性があります。
特にバリア機能が低下している「レーザー治療後の肌」には避けた方が無難です。
紫外線吸収剤で代表的なものは、「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」、「t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン」、「オキシベンゾン-3」など。
これらの成分が配合されているものは避け、酸化チタンなどの、「紫外線散乱剤」配合の日焼け止めを選ぶようにしましょう。
レーザー治療後の日焼け止めの選び方②おとすのが簡単なものを選ぶ
レーザー治療後の肌は、バリア機能が低下した状態なので、「洗いすぎ」は禁物。
強力なクレンジングで、ゴシゴシこすって洗顔しなければ落ちないような日焼け止め(ウォータープルーフ)は避けましょう。
レーザー後には炎天下のレジャーには行きません(行ってはいけない)ので、ウォータープルーフである必要はないです。
夏の暑い時期でなければ、「お湯でオフできるタイプの日焼け止め」がおすすめ。
夏は汗で流れてしまう心配もあるので「石けんオフできる日焼け止め」がいいかと思います。
洗顔時には、石けんをしっかり泡立て、優しくこすらないように日焼け止めをオフするのがポイントです。
レーザー治療後におすすめの日焼け止め3選。
①ポーラ/ホワイティシモ UVブロックミルキーフルイド
こちらは「石けんでオフできる」紫外線吸収剤無配合の日焼け止めです。
きしみ感や乾燥がほとんどない、みずみずしい着け心地が特徴。
ポーラブランドでありながら、高すぎない価格帯も魅力。
>>「ポーラ/ホワイティシモ UVブロックミルキーフルイド」について詳しく見る
②NOV/UVミルク
お湯でも落とすことができる、紫外線吸収剤無配合の日焼け止め。
夏は汗で流れてしまったり、タオルで拭いたときにとれてしまう可能性があるので、冬~春のシミ取りレーザー後におすすめです。
「SPF32、PA+++」で、冬~春の日常使いには、十分な日焼け止めです。
③オルビスサンスクリーンオンフェイス モイスト
ほんのり色づき、下地とBBクリームの間のようなテクスチャー。
ちょっとそこまでの外出なら、これだけでもいけます。
紫外線吸収剤不使用。石けんで落とせます。
シミ取りレーザー後にメイクをするときの2つの注意点
シミ取りレーザ後は、日焼け止めをしっかり塗っていればメイクは必要ありません。
とはいえ、なかなかすっぴんで1日は過ごせないですよね。
シミ取りレーザー後にメイクをする場合の、「2つの注意点」をお伝えしたいと思います。
レーザー後のメイクの注意点① ファンデーションは、強力なクレンジング不要のものを使用する。
YAGレーザーやQスイッチルビーレーザーなど、ピンポイントで照射するレーザーの場合は、専用のテープの上からメイクをすることになります。
(湘南美容クリニックでは、専用のコンシーラーの扱いもあります)
また、フォトRFやフォトフェイシャルなど、顔全体に照射するタイプのレーザー治療の場合は、テープを貼る必要はなく、普段と同じようにメイクをすることができます。
ただ、レーザー照射後は、肌が炎症を起こしている状態なので、強力なクレンジングでゴシゴシ洗顔することは厳禁です。
そのため、ファンデーションは、石けんで簡単にオフできるものを使用しましょう。
おすすめは、パウダータイプのミネラルファンデーション。
パウダータイプのミネラルファンデーションは、界面活性剤などを含まないためリキッドタイプよりも肌に優しいのが特徴です。
また、ミネラルファンデーションは、ほとんどのものが「紫外線吸収剤が配合されていない」ので、余計な刺激を与えることがなく、レーザー後のお肌に向いています。
おすすめは、ヴァントルテのミネラルパウダーファンデーション。
ミネラルファンデは、ブラシで塗るタイプが多い中、ヴァントルテのものは「パフ」でのせるタイプなのが特徴です。
ブラシのチクチクが、レーザー後の敏感になっている肌には刺激になることもあるため、柔らかいパフで塗るミネラルファンデは、肌に優しくおすすめです。
また、シルク配合で、乾燥しにくいのも、レーザー後のお肌におすすめの理由です。
レーザー後のメイクの注意点② ポイントメイクもこすらず落とせるものを。タール系色素は避けた方が無難。
レーザー照射後は、できれば濃いポイントメイクは避けた方がいいでしょう。
目元ギリギリはレーザーを当てることはないので、濃いアイメイクもできないというわけではありませんが、強力なクレンジング剤はレーザー後の肌には刺激になります。
できれば石けんオフのアイシャドウや、お湯で落とせるフィルムマスカラがおすすめです。
また、タール系色素もレーザーで敏感になっている肌には刺激になることもあるので、チークなどを使用するときは、タール系色素不使用のものを使用しましょう。
マスクなどで口元を隠して過ごすことが出来れば、そもそもチークはしない方が無難です。
以上が、「シミ取りレーザー後にメイクをするときの注意点」です
普段はがっつりポリマーやシリコン入りのカバー力のあるベースが好きな方も、この時ばかりはメイクの仕上がりよりも肌へのやさしさを最優先して過ごしましょう。
それが、レーザーの「シミ取り効果」を最大限に発揮させる秘訣ですよ。
シミ取りレーザー治療を受けられるおすすめクリニック3選。
コメント